祝:矢島留美子さん 大衆音楽祭全国決勝大会準優勝!!
るんるんさんこと、矢島留美子さんが2022年岡山県で開催された大衆音楽祭全国決勝大会で準優勝の文部科学大臣賞を受賞されました。
今回は矢島さんのインタビュー記事を作成しましたのでお届けします。
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藤井:
この度は全国大会の準優勝おめでとうございます。
矢島:
有難うございます。
藤井:
大衆音楽祭全国決勝大会での準優勝を受けて今のお気持ちを聞かせていただけますか。
矢島:
まさか自分が全国2位に選出されるなんて思ってもおらず、喜びと驚きの気持ちでいっぱいです。
正直、ここまで到達するのに7年の努力をかけましたので大変喜んでいます。
藤井;
決勝大会の会場の空気はどのようなものでしたか。
矢島:
一人で会場まで行ったのですが、会場でいつも大会に一緒に出ている仲間の顔が見えてどこか心強いような、安心する気持ちになれました。
また舞台袖で出場直前に藤井先生から声をかけてもらってエールを送っていただけたことで、いつも通りの歌唱ができました。
私は一人じゃないんだ、と思えました。
なので当日会場では緊張感でいっぱいということもなく励ましあいながら良い空気感で本番に臨むことが出来ました。
大会の仲間って好きなんです。
だいたいどの大会でも顔を合わせるメンバーがいるんです。
歌への志が高い方々というだけで私にとってはとても大切な仲間に感じています。
同じサークルの人のようなイメージで笑
そういうみなさんに感謝の気持ちがとてもあります。
藤井:
予選本戦で歌唱した楽曲は何でしたでしょうか。
こだわりポイントや高評価につながった要素があれば教えて下さい。
矢島:
MISIAさんの「明日へ」を歌唱しました。
コロナ禍で社会的に皆が抑圧された感じのなかで、聞いている人が前向きな気持ちになれたらいいなと願いを込めて選曲しました。
Reverieボーカルトレーニングで自分の気付かないような歌唱のクセを多く指摘していただいて、一時は歌唱する恐怖感すらあったのですが笑
そのなかで自身の歌唱魅力を最大化するために何が出来るかを考えていって作品を作ることが出来ました。
衣装についてもこだわりました。
数年前から着たかった和服ドレスでした、今回は全国決勝大会というステージでしたので、大きなステージ映えする華やか衣装がいいなと思って楽曲の雰囲気も合わせて選択しました。
藤井:
全国大会準優勝ということになりましたが、評価されたポイントはどんなところだったと思いますか。
矢島:
決勝大会は寸評が貰えないので自己判断になるところではありますが、
明るい前向きな楽曲を選曲したことや、聞いてくれる方々に目線・身体・息などあらゆる方法で訴えかける歌唱を心掛けました。
Reverieトレーニングで学んだ音色や音の圧を揃えて聞きやすいメロディ作りをすることや、聞き手が理解しやすい雰囲気の表現を心掛けました。
藤井:
矢島さんの歌唱スタイルってどんなものなんでしょうか。
矢島:
聞き手に対して訴えかけるような歌唱をしたいと常々思っています。
聞いてくれている人の感情を揺さぶるような歌を歌いたいなと思っています。
聞き手の記憶に残りたいと思って歌っています。
記憶に残るためにはなにかしら「感動」を与えられるような歌唱をできればいいのではないかなと思っています。
歌唱の技術的なものでもいいし、歌詞読みから得られるものでもいいし、なにか人の感動に繋がるものが作れたらいいなと思っています。
演じるような歌唱スタイルが好きなんです。
1曲を聞いてまるでミュージカル作品を観劇したような気持ちになれるストーリ性のある歌唱ができたら良いなと思っています。
藤井:
矢島さんから見て、大衆音楽祭を勝ち抜くためにどんなことが必要だと思いますか、これから大衆音楽祭決勝を目指す方々のためにアドバイスをお願いします。
矢島:
大衆音楽祭に限らず、大会に出る機会を増やして大きいステージでも小さいステージでも自身の最大のパフォーマンスが出来るようにしていくことが最も重要だと思います。
それと、大会に出場する選曲に関してはとても重要だと思っています。
私が思うに大会で勝ちやすい曲は「聞いた時に明るい気持ちになれるような曲」がいいのではないかなと思います。
「押し引きのメリハリを表現しやすい曲」というのも評価されやすい選曲につながると思います。
幅広く年代に受け入れられている楽曲は聞きやすいのではないかななど聞き手のことを考えた選曲をしようと心掛けています。
藤井:
矢島さんの今後の活動方針などありましたら教えて下さい。
矢島:
将来の夢は紅白歌合戦に出ることです。
歌に関する夢が広がっていったら嬉しいなと思って日々練習に励んでいるところです。
ますますこれからも大会に出場を続けていって技術を磨いていければ良いなと思います。
近年はシンガーの活躍できる方針や場が多様化してきていて、ある意味チャンスがたくさんあるのではないかと思っています。
私にもそのようなチャンスがあるならばどのような形でもいいので挑戦したいなという気持ちです。
藤井:
矢島さんにとって歌とはどんなものでしょうか。
矢島:
私にとっての気持ちの表現方法です。
ある人にとっては絵だったり、作詞だったりすると思うのですが私が一番表現しやすいのが歌なのです。
うさぎが走らなくなったら死んじゃうみたいに矢島は歌わなくなったら死んじゃうわけです笑
私にとって心と身体が生きることは歌うことなんです。
藤井:
Reverieトレーニングを受講していかがでしょうか
矢島:
これは簡単に言い切れないのですが。
まずご丁寧なトレーニングメモが感動しました。後からトレーニング内容を振り返ることが出来ます。
「聞き手に不快な音を出してはいけない」という聞き手に届けるための歌唱指摘がとても心に残っていて、特に今でも気をつけて取り組んでいて私の歌唱の軸になっています。
自分が気付かなかった技術の指摘がたくさん得られたことはとても良かったと思います。
直近のトレーニングでは表情や身振り手振り・目線の送り方などをトレーニングしました。
表情作りが歌唱する音色に影響するという指摘は眼から鱗の指摘でした。
最近はTwitterでReverieについて歌唱理論のツイートから日常の姿まで拝見する機会が増えて、なんだか親しみが増して感じられるようでほっこりしています笑
藤井:
最後にこれを読んで下さっているみなさんに一言あればお願いします。
矢島:
大衆音楽祭全国大会当日に向けて、藤井先生はもちろん、ヘアカラーをしてくださったいつもお世話になっている美容院の美容師さん、当日ヘアメイクをしてくださったヘアメイクアーティストの方、衣装を私一人で着られるように縫ってくださった和服ドレス屋さん、そして励ましてくれる友達、歌の活動続けさせてくれている家族、関わり支えてくださっているたくさんの方々に感謝感謝大感謝!です。
みなさま、本当に有難うございました。
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いかがだったでしょうか。
大衆音楽祭という大舞台で結果を出された矢島さんに大きな拍手を贈りたいと思います。
今後ますますのご活躍を期待するシンガーです。
「歌の国体」と呼ばれる大衆音楽祭で結果が出たことはReverieトレーニング講師としてとても嬉しいことです。
最近では大会に向けてのトレーニングご依頼も増えてきています。
頑張り続ければ結果が出るという矢島さんの姿を見て胸がぐっと熱くなりました。
みなさんもこうなりたい、という願いを叶えましょう。
Reverieトレーニングは「歌うを喜びに、夢が現実へ」をスローガンにみなさんの頑張りを全力で応援し続けて参ります。